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マスフローコントローラー(MFC)の自動運転のあり方に関して、お話をしています。
「MFCに勝手をさせず、装置のオーダー下に置くのには、絶好の機会が訪れている」と前回お話ししました。
では、技術的な面で「産業用イーサーネット"EtherCAT"のような高速産業用ネットワークが装置のデフォルト通信規格となる」事がMFCの自動運転とどういった関係があるのでしょうか?

マスフローコントローラー(MFC)PI(Pressure Insensitive)機能を題材にMFCが自動運転する事に関して論じてきています。
前回、PI機能に関して、"流量制御を一時停止!"を意味するコマンド=バルブホールドコマンドを装置側から受信した際に、MFCは設定信号(SV)流量信号(PV)との比較制御を停止してバルブ制御信号(MV)を直前の値で保持する動作をすればいいのではないか?との問いかけをさせて頂きました。

7/25発行の日本工業出版(株) "計測技術"2021年8月号にて、病気療養で4月号から休載させて頂いていた連載"マスフロー千夜一夜物語 ~質量流量計の基礎"が再開しましたので、お知らせします。

MFCは車のように自動運転ができるか?というお話です。
内蔵した圧力センサーを使ってマスフローコントローラー(MFC)の上流側で急峻な圧力変動を検知して自動的にMFCに「SV=PVとするようにMV可変させる制御を中断させる」機能を搭載したPI-MFCに関して解説しています。
一次圧力変動影響を回避すべくMFCが自動でブレーキを踏む機能を持つMFCがPI-MFCなのです。
これはMFCの自動運転への進化と言ってもいいでしょう。

EZ-Japanは8/14(土)から22(日)まで夏季休暇を頂きます。
少し遅めの夏季休暇になりますが、実は新型コロナウイルス感染症ワクチン接種の2回目をこのお休み期間中に受ける予定でして、副反応への備えもあって、夏季休暇を少し後ろへずらさせて頂きました。